2006
03
24

ブラインドテイスティング

当店では閉店後にお勉強の意味もかねてスタッフで“ブラインドテイスティング”をよくやっています。

1.一人ホストを決めてその人がワインを選びます。

2.ホストの人は他のスタッフにボトルが見えないところで抜栓し、グラスに注いでサービスします。

3.ワインを出されたメンバーは必ず紙にヴィンテージ、生産国、ブドウ品種、予想小売価格、好きか否かを書いてホストに提出

4.ワインの発表
※いっつも“えーーー!!”とか“うわーーー!!”といった感じになる瞬間です。(笑)


いくらやってもなかなかあたらないものです。(本当は良くあたっているように書きたいところですが・・・。)

ちなみに今日、私、支配人古河はオーストラリアのシャルドネ2003をだされて「オーストラリアのリースリング2004」と答えました。
オーストラリアがあたったのはまぐれです。

結構、ワイン好きが集まればこんな飲み方も盛り上がりますよ。burainndo.jpg

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2006
03
23

ピノ・ファンって知ってます?

昨晩、苦楽園の有名レストラン“ブラッセリー ピエロ”でロベール・アルヌーの“ブルゴーニュ ルージュ ピノ・ファン2003”を持ち込ませていただいてのみました。

ところで、ピノ・ファンってご存知ですか?

ピノ・ノワールの突然変異の品種でピノ・ノワールより小粒で病害に弱く、育てることがとても難しい品種だそうでそのブドウのみで造られた赤ワイン。

小粒なので凝縮度、果実味が強いワインが出来るとか・・・。

液色はブルゴーニュピノとは思えない、濃く透き通らないくらいのルビー色。
2003ということもあるだろうけどかなり濃くて、はじめは結構個性的な、少ししつこい感じの果実の香りが立っていた。

30分位して徐々に開いてきたらピノノワールのニュアンスときれいな酸が出てきてさすがアルヌー!まとめて来よった!!と思わせる心地よいバランスへと変化しました。

驚いたのは酸のきれいさ。飲み疲れない上質の味わい。

突然変異の変種ということでブルゴーニュでは一応ピノノワールとして扱われていて他の畑でも混ざって植えられているようです。

ブルゴーニュ赤はピノ・ノワールだけと思っていたらそこからさらに奥の世界があったなんて・・・・本当にワインは奥が深い。

マニアックだけどとても勉強になる晩餐でした。


2006
03
17

ワイン会



芦屋の有名イタリアン“ラ・フォーリア”にてワイン会をしました。
開いたワイン・・・
1.ディエボル ヴァロワ 1985(シャンパン)
2.ラマレイン 2003(ワイナート27号表紙のワイン)
3.カンティコ 1996(トスカーナメルローファーストVT)
4.カステロ ディ アマ ラッパリータ 1986(ペトリュスに勝ったといわれるトスカーナメルロー)
5.シャルムシャンベルタン1994 デュガ・ピー
6.ミュジニー 1989 ダニエル・モワンヌ・ユドロ

●1.ディエボル ヴァロワ 1985(シャンパン・ブラン ド ブラン)
GOODヴィンテージのシャンパン。
まず泡立ちが元気。色は濃い黄金色。香りは熟成から来る香ばしいビスケットのようなパンのようなしっかりとした香りを持っている。

口に含むと香りほどの熟成感は感じず、酸も程よくバランスをとっており“ウーン、いいシャンパン”と思わず言ってしまう出来でした。

舌の上で心地よい酸味ある余韻がかなり長く残る。

グラスの底からかなり長い間、泡が一本の筋になってあがり続けていた。

●2.ラマレイン 2003(ワイナート27号表紙のワイン)
イタリア、アルトアディジェのラグレイン種で作られた注目のワイン。

液色がかなり濃く透き通らない。

香りをかぐと南ドイツの濃いピノ・ノワールで体験したような個性的な若々しく強い香り。

味わいは思いっきり濃いがバランスは取れている。

少々エグみを感じる味付けで面白い個性は楽しめるが若干単調さも否めない。

こういったワインは熟成させるとどうなるのでしょう?

●3.カンティコ 1996(トスカーナメルローファーストVT)
香りからすごい妖艶で怪しい感じが出てきている。

口に含んだ瞬間から旨み、甘み、凝縮感複雑にまとまっていてうまい。

ビオワインということもありナチュラルできれい。
余韻もすばらしい。

おとなしく深みがあり香りはしっかりといったところでフランスの右岸を思わせるほどの出来を感じた。

が、抜栓30分後、香りが減ってきて酸味が出だした。
少々繊細であまり強いワインではない印象。

抜栓から1時間後頃、また酸味が抜けてよみがえってきた。
抜栓直後の印象が一番良かった。

ちょうど飲み頃に飲めてよかった。

●カステロ ディ アマ ラッパリータ 1986
(ペトリュスに勝ったといわれるトスカーナメルロー)
個性的でパワフルな香り。

華やかさはやや閉じこもっている。時間がかかりそう。

味わいも抜栓直後は閉じていた。

イタリアワインの1986がここまで強いとはすごいポテンシャル。

時間と共にじわじわ開いてきて酸はさすがしっかり持っており、濃くて醤油のような独特の個性的香りを持っている。

メルローとは思えない味わいで、骨太で香りとは又違った印象。
澱もすごく、じわじわと時間と共に地味に開いてきた。

玄人受けするワイン。

●5.シャルムシャンベルタン1994 デュガ・ピー
デュガピーデビューしてしまいました!!

エロティックで怪しく力強い香りはすごい!

これがデュガピーの香りか!
脳幹を刺激する香り。

今回、このワインを持ち込みいただいたF本様いわく
“もっと怪しい香りかと思っていた”とか・・・。

味わいも滑らかで酸もしっかり、さすが1994でも造り手の技術を感じるバランス。

ちょうど今飲み頃を迎えていてGOOD♪

●6.ミュジニー 1989 ダニエル・モワンヌ・ユドロ
甘やかでこれまた妖艶な香り。デュガピーと比べると色はテロワールの違いもあって少し薄いがデスクが一ミリほど長い。熟成のせい?

みずみずしく滑らかで全てが溶け込んでいる。

深くじわじわと旨みが来る。
熟成感を感じさせない若々しさはさすがONビンテージの実力。

バランス感覚もすばらしく、デュガピーは抜栓直後からむんむん香りがたったのがこちらのワインは徐々にややこしさがどんどんあとからあとから出てくる。

じわっとあとから来る長くきれいな余韻。

これぞ“ザ・ブルゴーニュ!”の香り。
時がたってもどんどん香りがたってくる強さには圧巻でした。

深く、複雑でエロい香りがいつまでも続き、単体で飲んでうまいワインでした。

ワインは全てブショネなどの不良もなく良好で、ワインの順番も量もいい感じで大満足のワイン会でした。

S先生、こんなすばらしい経験をいつもいつも有難うございます!!



プロフィール

ワインハウス センチュリー

  • Author:ワインハウス センチュリー
  • ワインハウス センチュリーのオフィシャルブログです。

    シニアソムリエ3名を含む6名のソムリエ資格保持者が常駐するワインショップ。

    阪神間を中心に、ワインを中心としたお酒の卸小売りの会社です!
    ワインの楽しさをいかに皆様にお届けできるか、日々奮闘中!!

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