とある迎賓館にて、「ソムリエ」としてのお手伝い。

《珍しく、やや長文・・・》

数年前より、定期的にソムリエのお手伝いをさせて頂いておるのですが、いろいろと学ばせて頂き大変貴重な経験をさせて頂きながらいろいろと分かってきたことがありまして・・・・



「ソムリエ」もしくは「ホールスタッフ」という接客のお仕事がどれだけ顧客満足度を左右する重要なお仕事なのか・・・・・・・。



普段は、ワインの卸小売りの物販に携わっていると気づけない経験を、ソムリエ役のお手伝いをさせて頂くことでと~~っても勉強させて頂いております。


お料理がどれだけ素晴らしくても、お客様がお店を出られるときに満足度を0点にするのも120点にするのも、実はお客様に一番近く接するソムリエ、またはホールスタッフのお仕事というのが大きく大きく大きく関わってくるんですよね。


まず、第一に清潔でなければならない。当たり前ですけどね。

鼻毛やヒゲの剃り残しや髪型、体臭、口臭・・・など外見にまつわること。

そして、シェフがフロアに出られるスタイルというお店であればそれも同じく、コック服からエプロンに至るまで、お客様はそこばっかり見ているといっても過言ではありません。というか、「見られている」そういう意識で挑むべし。
※有名店のソムリエさんに、手の指の毛まで綺麗に剃毛されている方がいらっしゃるほど!!(←ワインを注ぐときに不快な思いをさせないために!)





数年前のある時、センチュリー店頭でお客様に「どこか美味しいお店ない?」と聞かれた時の事。

「○○○○というお店、お勧めですヨ!」
とお勧めしてみたところ、
「知ってるわ。でも、あそこのシェフ、エプロンが汚いから・・・・・・・・」
といったお話しになったことがありました。

お客様によっては見ているポイントがいろいろとあるんだと気づかされましたが、今となっては良くその意味が分かってきました。





そして、笑顔とユーモアは必須。

抜栓からグラスに注ぐ動作まで、余裕を持ってサーヴィスしなければ、ミリ単位で雰囲気を壊していってしまいます。
慣れていない人は場数を踏むことと、ワイン好きのお客様に「不慣れでスミマセン」等といってでも教えて頂くしかない。
決して背伸びや知ったかぶりをしてはいけないと思います!
「勉強不足でスミマセン!」は使える言葉だと思います。



トークやお料理の説明にも、程よいユーモアがあると無いとで大違い。

加えて、時事ネタやお笑いネタ、ダジャレなど出しゃばらず上品に話せたら最高で、プラスアルファでワインの知識があるのは当然の事。というのがイケてるソムリエ。

う~ん、ハードルが高いです。

日頃の知識の蓄積も重要になってきますね。



しばしば、私もお客様とレストランにご一緒させて頂いたりするのですが、お客様はお料理のおいしさもさることながら「人」の「安心感」に会いに行く、といったニュアンスも強い。






それと、飲食店がもつ変化が速いファッション性。


洋服屋さんは季節によって置いてる服(ファッション)が変わりますよね。

お客様がレストランに求めるものに、ファッション性の様なハード面での店内の季節感と食材による季節感、文字通り「ビジュアル」でのおしゃれ感や雰囲気を求めに行ってられることが多い。

毎日のように、
「新しいお勧めのお店ない?」
「行ったことないお勧めのお店は?」
「○○サンと行くにはどこがいいかな?」
等と聞かれます。


反対に
「あそこのお料理、いつも一緒」などと言われてしまうことも良くあります。。。




また、弊社ワインをメインに取り扱うため、お得意先様のほとんどがワインを楽しめるお店であり、
ワインを楽しめるお店に行くシーンって
「人を連れていく」
「人にお店を紹介する」
といったニュアンスが強い場合がとても多く、接待などで使われることもあったりするわけで、そこで招いた側が

「カッコつけられるかどうか」

という話によくなります。







私は、あくまでもお手伝いの経験での立場からの気付きを書いてみたのであって、プロフェッショナルにサーヴィスされていて活躍されている方々には心底、尊敬してしまいます。



お得意先である飲食店の方々に厳しい意見をし過ぎてしまった感があるのですが、直接はお伝えできない場合もあり、又センチュリーもそういった部分で学ぶべきところも多く、小売りとはいえ接客に関しては同じ、といったところをもっともっとブラッシュアップしていかねば、そう思う今日この頃。



なにも完璧を求めなくても、少しでも気遣いと気配りのレベルを高めていくことが何においても大事である。ということを学ばせて頂いております。



偉そうな長文、大変失礼致しました。



で、今回のお手伝いワインも備忘録として、残しておこっと。。



201411231.jpg
1、アトリウムでのウエルカム
Ratafia de Champagne
アンリ・ジロー ラタフィア  500ml 
食前のラタフィアとは、おしゃれ過ぎる!


2、栗のスープカプチーノ仕立て
Rosé Champagne
フィリポナ 1522 ロゼ 2006年  
淡い色合いのロゼ。
バランスとれていて美味いなぁ~~~~~~



3、小鴨の燻製
Alsace Pinot Gris
アルザス ピノ・グリ グランクリュ ヘングスト 2011年アルベール・マン
凝縮感、しっかりしてましたね~。
食中に合わせられる程度の甘さも「ニンマリ」なってしまいます。
魚介にはやや強すぎるかもしれませんので鴨に合わせて正解。



4、森のキノコのポトフ 和風仕立て フォワグラ入り
La Guita Manzanilla Sanlúcar de Barrameda
ラ・ギータ  マンサニーリャ  
赤に備えて、お口直し的な感じかな。



5、サーモンの素焼き
Fixin 1er Cru Cols Napoleon 2009 Monopole  Domaine Pierre GELIN  
独特の個性的なビオ感ある複雑な香りは官能的。
やはり、お勧めさせて頂いて良かった良かった。






6、フロマージュ
2005 Château Montrose
力強く、さすがの骨格と存在感。



7、タルト・タタン メープルシロップアイス添え
Canadian Ice Wine
ノーザンアイス ヴィダル アイスワイン 375ml 
久しぶりのアイスワイン。
ヴィダルって結構独特の味わいなんですね。

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ワインハウス センチュリー

  • Author:ワインハウス センチュリー
  • ワインハウス センチュリーのオフィシャルブログです。

    シニアソムリエ3名を含む6名のソムリエ資格保持者が常駐するワインショップ。

    阪神間を中心に、ワインを中心としたお酒の卸小売りの会社です!
    ワインの楽しさをいかに皆様にお届けできるか、日々奮闘中!!

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